千葉県保育協議会会員の皆さまへ
安心や自信を回復するために
千葉県内保育施設職員の皆さまにおかれましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにご尽力いただき、厚く御礼申し上げます。保育者が、感染リスクの不安を抱えながら、強い使命感のもと、子どもたちの生活や家庭を支えるために保育を継続されていることに、深く感謝いたします。 私たちはこの難局に対して、子どもの発達と安心・安全な家庭生活を支えることを第一に考え、さらにはライフラインを守るために、保育所等における保育を継続し、変わることなく一人ひとりの子どもの状況に応じた保育に取り組んでいます。
千葉県においては、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が解除され、新たな日常を取り戻していく段階に入りました。これからは、国から示された対応策をもとに、各自治体と協力しながら、地域における感染状況に応じた対応を考え、進めていく必要があります。しかしながら、保育の現場では、いわゆる「3密」の回避を徹底することは困難であり、日々感染リスクと向き合いながら保育を継続していかなければなりません。
引き続き最新の情報を収集するとともに、地域や施設内において情報を共有し、子どもたちや保護者に向けて分かりやすく説明していっていただきたいと思います。分かりやすくて正しい情報を共有することが、安心や自信を回復することにつながります。不安を我慢せずに、ともに生活するもの同士が語り合い助け合うことが信頼の礎となります。また、参考となる各地の取り組み等がありましたら、事務局までお寄せください。
通常保育の再開にあたり、会員の皆さまは、感染防止対策とともに子どもたちの安心・安全な環境づくりに向けて、健康管理に注意を払うとともに、この難局を乗り越えるため、会員が一丸となって保育を継続するための取り組みを進めていきましょう。
令和2年6月1日
千葉県保育協議会
会長 圓藤弘典